生体ミネラル水 プラセンタ インフルエンザ対策 NPO超健康研究会

Super Health Association
協会の活動

チベット医学

チベット医学は、約3000年の歴史があるといわれています。
8世紀に、チベット医学の根本経典である「四部医典(ギュ・シ)」が記され、この経典は、現在もチベット医学の教科書として使われています。

チベット医学の特徴として、ルン、ティーパ、ベーケンの三体液の概念があり、病気の原因は、ルンは執着から、ティーパは怒りから、ベーケンは無知から、といわれ、これらのバランスが崩れると病が生じるといわれています。

病気の診断方法としては、脈診・舌診・尿診が行なわれ、処方される薬は、チベット医が自ら山へ行って薬草を採取し、調合も行ない、電気や機械などは使用せず、薬師如来のお経を唱えながら、手作りで作っているそうです。

投薬にも特徴があり、西洋医学のように、朝、昼、晩と同じ薬が出されることはなく、その病気や症状に応じて、朝、昼、晩の薬の種類も数も異なり、その患者さん個別に処方が行なわれているのだそうです。
まさに「オーダーメイド医療」が実践されている医学といえるでしょう。

チベット医学は、仏教とも密接につながっており、ただ治療を施すのみではなく、健康に生きていくための知恵を教わることができる医療でもあり、健康とは、心と体の調和がとれた状態であり、病気を予防するための指導も行われている「予防医療」をも兼ね備えています。

長年に渡って変わることなく伝承されてきたチベット医学は、最新の知識や技術を誇る西洋医学に比べ、遅れているという印象を持つ医師もいるようです。

しかし、大きな災害がおき、ライフラインが絶たれたとき、患者さんは処方されていた薬が手に入らなくなり、治療を受けることができなくなります。
そのような状況に陥ったとき、西洋医学では治療も処方も困難となりますが、そこにチベット医がいれば、医師自ら山へ薬草を採取に行き、それを乾燥して調合し、処方することが可能です。
薬草を丸めて薬を作る際には、電気や機械を必要としません。

またチベット医学は、仏教とも深い関わりがあることから、心の病に対しても拠りどころとなってくれるでしょう。

日本においては、チベット医学を治療として取り入れているという話しは聞いたことがありませんが、チベット以外では主にインド、ブータン、モンゴル、ロシア、中国などでチベット医学が浸透しているようです。

これらの地域では、富裕層は西洋医学による治療を受けており、貧しい人たちがチベット医による治療を受けていることが多いそうです。

チベット医は、治療に必要な薬が高価なもので、その患者さんが貧しくて代金が支払えないようなときでも、惜しみなく投薬するのだそうです。
チベット医は、まさに"赤ひげ先生"ともいえるでしょう。

日本には、チベット医学の診療を受けられる医療機関はありませんが、薬剤師で、チベット医の資格を持ち、『薬育』に力を入れている日本人の先生がいます。
詳しくは、こちらをご覧ください。




生体ミネラル相談制度

当協会の活動について

セレクト商品の販売

お問い合せ
特定非営利活動法人 超健康研究会 〒164-0003 東京都中野区東中野3−16−18
  TEL 03-3366-1936 FAX 03-3366-1975
(C) Super Health Association All right Reserved