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生体ミネラルとは?
数億年前に海から隆起し風化した黒雲母(くろうんも)花崗岩(かこうがん)(学術名:Biotite Granite)を原料とした鉱物ミネラルを、特殊製法で抽出ろ過したものが生体ミネラルです。
生体ミネラルに含まれているミネラル成分は?
近年になって開発された誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−ms)によりますと、必須ミネラル16種類を含む36〜60種類以上の微量元素と超微量元素が確認されております。
マイクログラム(μg)やナノグラム(ng)単位の超微量元素は、イオン化されていますので、労働省や保健所等でその安全性が保証されております。
生体ミネラルと、他のミネラルウォーターや植物ミネラルとの違いは?
生体ミネラルは、黒雲母花崗岩を原料としていますので、鉱物ミネラルです。
コンビニやスーパーでよく見かけるミネラルウォーターは、地下水から採取したものから水道水にいたるまで、さまざまなものが販売されています。
地下水は、雪解け水や雨水が地下水となり、岩や土を通過して地表に湧き出たものです。温泉水は地下水が地熱によって温められて湧出したものです。
これらの水に含まれているミネラルは、地表に湧き出るまでに岩や土を通過しながら溶け込んだものです。
植物ミネラルは植物が原料です。
植物は根の先端から根酸という物質を出して土壌のミネラルを溶かし、そこからミネラル分を取り込んで栄養としています。
植物が取り込む栄養分は、その植物に必要なミネラルのみを取り込むため、植物により含まれているミネラルの種類も含有量も異なります。
生体ミネラルは、風化した黒雲母花崗岩を特殊製法で抽出ろ過し、岩石をそのまま溶かした鉱物ミネラルで、多種類のミネラルがバランスよく含まれており、含有量もミネラルウォーターや植物ミネラルに比べ豊富に含まれています。
生体ミネラルは、成分分析の結果、重金属を含む有害な元素は検出されておらず、含有量についても人体が必要とする量と比較対照した結果、必要量の範囲内であるということで、ミネラルが過剰に体内に取り込まれるということはありません。
多種類のミネラルが豊富に含まれている生体ミネラルの利点は?
一般的にミネラル不足というと、貧血は鉄不足、骨粗しょう症はカルシウム不足、味覚障害は亜鉛不足など、単体でのミネラル不足を指すことが多いようです。
しかしミネラルの働きの特徴として、鉄分が不足すると貧血になりますが、銅が不足しても、鉄分の吸収や、ヘモグロビンの生成がうまくいかなくなり、貧血になってしまいます。
また鉄を過剰に摂取すると、競合的に亜鉛の吸収が低下するので、鉄剤または鉄のサプリメントの過剰摂取は、亜鉛欠乏を招く危険性があると報告されています。
また亜鉛の過剰摂取は、銅の吸収を低下させるので、銅欠乏を招く危険性があると報告されています。
このように、一種類だけのミネラルを過剰に摂取すると他のミネラルの吸収が低下するという作用から、バランスよく取り入れることが望ましいということがわかります。
生体ミネラルは、溶液の中にミネラル分が、多種類バランスよく含まれているということから、ミネラルの単体による過剰摂取が避けられると考えられます。
ミネラルはどのように体内で働いているのですか?
各ミネラルによって、さまざまな働きをしています。
必須量はわずかですが、ミネラルは生命を維持するために重要な働きを担っています。
生体内におけるミネラルの生理作用として、血液や体液のpHや浸透圧を正常に保つ、タンパク質やその他の化合物と結合して生体の成分となる、骨や歯をつくるなど の作用があげられます。
また、下記の表からもわかるように、体内の酵素にとって無くてはならないものです。
その他、神経伝達をスムーズにするためにも多くのミネラルが関わってきます。
このような作用は、個々のミネラル単独の作用によるものだけでなく、多くのイオンが関与し、相互濃度のバランスにより、総合的に機能を発揮しています。
どのミネラルが体内に必要なのでしょうか?
ミネラルは、体内では作られないため、外部より摂取するなどして取り込む必要があります。
栄養について、厚生労働省より日本人の食事摂取基準が公表されています。
その中でミネラルは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの13種類について、性別、年齢に分けられ、それぞれの基準体重をもとに推定平均必要量・推奨量が示されています。
厚生労働省では13種類を対象に報告されていますが、実際にはそれ以外の微量ミネラルについても、体内には必須であると考えられています。
またミネラルは、不足している単一のミネラルだけを摂取すればよいというわけではなく、多 種類のミネラル分がバランスよく整っていることが大切であるといわれています。
生体ミネラルの、飲用以外の応用法はありますか?
基本的に栄養素の一つですから、食事の一貫としてお料理に入れることもできます。
その他に肌への応用も考えられます。
入浴時に浴槽へ入れたり、また園芸用としても活用できます。
本格的に農業で、生体ミネラルを使用されている農家の方もいます。
(浴用・農業用の生体ミネラルも開発されています)
病気の治療中に飲んでも差しつかえありませんか?
持病をお持ちの方や、健康に不安をお持ちの方に対しては、当協会の顧問医師による、健康相談制度を設けております。
(書面による回答のみとなります)
詳しくは
こちら
まで。
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